Pick Yourself Up

また逢う日まで

NHKは著作権に煩いんでこんなモノしか見つけられなかったけど･･･。

失っちゃいけないモノってありますね･･･。

皆さんまた逢う日まで・・・。

Internet

光の速さで進むInternetの世界でブログは過去の遺物になったのかも知れません。
ほんの数年前大黒でのオフ会は隆盛、エキブロも盛り上がっていましたがそれも過去の話。
そんな梅雨の晴れ間のとある休日にいつものエキブロ仲間とプチオフをしてきました。

過去に生きる男、元OKM(この頃は格好良かったなぁ〜）、現在のHNは忘れました(笑)。ポルシェ911Eタルガ72年式通称ナロー（本物のポルシェマニアは簡単にナローって呼びません）。

過去に生きているように見せながらもその実は未来に生きる男、DENという基本HNは同じなれどサブネームがころころ変わり今の正式HNは忘れました(笑)。02式BNR34GTRｰVスペックII Nür(ニュルブリンクにこだわりすぎるのは日産の大きな欠点）。

その他の出席はneoさん、melodyさん、cyu-kinでした。
エキブロで知り合ったネット繋がりの同世代の会話にクルマ成分がだいぶ少なくなってきたけれど、きっとこの先も繋がり続けるのだと思います。

Ancien Régime

先日"ミッドナイト・イン・パリ"というウディー・アレンの映画を観てきました。
今の自分に不満なアメリカの売れっ子脚本家が訪れたパリでタイムスリップし憧れていた古典文学家や芸術家に出会い、自分が憧れていた世界の住人も自分と同じように過去に憧れていたという事を知って今の自分に何が大事かという事を理解するっていう映画。

ある程度年を経ると自分の伸びしろって分かってしまうもので、この先衰えていくばかりの自分よりも成長していた時の過去の方が輝いて見えてくる、これから起こるであろう不安定な未来よりも（自分に都合良く修飾された）栄光に満ちた過去に生きる方が楽なのだと思うのかも知れません。

子供の頃見たイメージから逸脱したなじみのないスタイリング、大柄のボディーでは峠を走るのに苦痛、そもそも反射神経も視力も衰え500馬力級のクルマを運転する自身が無い、ボクもそれなりの年だからその気持ちは分かります･･･。

古き良き時代に手が届かなかった憧れ、当時よりも少しばかり成長した今の自分がそれを手に入れた時、若かりし頃に戻ることが出来ると思うのかも、これは一種のタイムスリップ・・・？。。

やはり懐古主義って将来への漠然とした不満から出てくるモノだとボクは思います、歴史を学ぶことは大事でも歴史の中に埋没してはいけない。
輝いて見えたその時代はとっくの昔にAncien Régimeなのだから･･･。